名作ルアーの1つです。水面をわずかに潜りながら、力強い引き波と後ろのブレードが「カチョンカチョン」と音を鳴らして、フィッシュイーターにアピールします。ビッグバド愛好家も多く、愛用しているバスプロやチューニング(改造)をしている方もいます。
理由は釣れるからです。もともとビッグバドは、ビール会社のおまけでした。しかし大好評で、一般的に販売されるようになりました。ビッグバドをダウンサイジングしたミニバドもよく釣れます。バドの形状は、空気抵抗があるので、トップ系ルアーの中では、あまり飛びません。そこがまた「愛敬」を感じます。
1974年の登場のバドワイザーがデザインされたモデルは、ロゴ契約の関係で2003年より製造されていません。
デザインが色々なものがあり、そこがまた魅力でもあります。色々フックを試しましたが、フックは「がまかつの♯4」が一番乗りが良いです。
ビッグバドのルアーの秘密を暴くための各パーツごとの説明です。
●スペック:全長6.99cm、重さ17.5cm
●ボディ:プラスティック製で浮力が高く、引き抵抗が非常に強い。この浮力の高さが強烈な振動をおこす。
●ヘッド:カラーは違えど、バドはいつも同じ顔をしています。※写真は目の部分を変えています。
●リップ:トップ系ルアーなのにリップ(潜らせるためのパーツ)という発想がスゴイ、1894年から数々のルアーを発明したHEDDONのアイディアは様々なルアーの原型ともなっています。
●ブレード:ボディの強烈な振動に加え、ブレードのサウンドがプラスされれば、アピール度は最強に。
ビッグバドはよほど高速で巻かないかぎり、5cmも潜りません。5cmしか潜らないスーパーシャロークランクが評判がありますが、バドもトップウォーターというより、スーパーシャロークランクの分野です。少し潜ることで、引き波と波動が魚を魅了させます。
雑誌でも今でもなお、読者の選ぶ人気ルアーランキングにノミネートされている。各ルアーメーカーがリアルなフォルムや新しいルアーの研究、開発をしているなか、ビッグバドというルアーは時代に流されることなく、その実力は現在でも信頼をおいているアングラーも少なくないです。
ビッグバドの凄さを知らない人やルアーフィッシングをしたことのない釣師は「こんなもので魚が釣れるの?」と思う方もいますが、私もルアーフィッシングを始めたころの私はその一人でした。
ワームや色々なハードルアーで釣れなかった時、あきらめ半分でワゴンセールでたまたま買ったビッグバドを投げたところ、すると今まで色々なアプローチをしても振り向いてくれなかったブラックバスがヒットしました。
ブラックバスのほかに、ライギョ、ナマズ、鯉などが釣れます。ただ投げてゆっくり巻いてれば掛かります。
ビッグバドには様々なカラーがあります。クリア、ピンク、アメリカの国旗、迷彩カラー、 浮世絵シリーズなどがあります。
よくバスプロがビッグバドをチューニングしている話を雑誌などで見かけます。ブレードの調整をしたり、ブレードを2枚にしたり、ジョイント式に改造したりする方もいますが、私は技術がないので、スプリットリングの交換、フックの交換、カラーを変えて使っています。
今まで、日本のアニメのキャラクターがペイントされた車「痛車」やバイクや自転車にペイントをほどこしたしたものがありますが、日本の萌え文化はここまで来たようです。
ビッグバドの萌えバージョンの「萌えバド」です。市販されている萌えシールを貼りました。デザインのキャラクターはバドガールと言うらしいです。
スプリットリング:70lb
フック:がまかつ♯4バーブレス
デザイン:シールと目をハートにしました。
コーティング:防水の透明シール
ベースはデザインしやすいシンプルな「ボーンカラー」です。今まで迷彩カラーやサイコロが中に入ったクリアカラーなど色々持っていましたが、これが一番笑いました。
一度投げれば「バドガール」が魚を連れてきてくれます!このカラーが一番釣れています。
萌えバド専用シールは潤長会で購入できます。
1894年からルアーを作っているのがHEDDONです。創業者はジェームス・ヘドン。材質こそ発売当時のウッドからプラスティックに変わりましたが、そのアクションは受け継がれています。
ほぼ同じデザインで現役で活躍しているのが、すごいところです。セミの形をした元祖虫ルアーのクレイジークローラーやシングルスウィッシャーのベビートピードなどがあります。他のシリーズも、よく釣れます。
ビッグバドの85%小さくしたモデルです。ビッグバドより振動力、ブレードの音は小さくなりますが、魚を寄せるアピール、思わずバイトしてしまう力はしっかり受け継がれています。
サイズを比較すると、ビッグバドは、全長6.99cm、重さ17.5cmベビーバドは、全長:5.99cm・重さ13.8gです。数字上は全長は1cmしか変わりませんが、比べると全然大きさが違います。ベビーバドのほうも釣れますが、キャスト飛距離やアピール度を考えるとお勧めはビッグバドのほうです。
ベビーバドは、ビッグバドで魚がでない時や、ボディが小さいため狭いポイントをピンポイントでポケットに入れるときに使っています。
小売店では、欲しいカラーやビッグバド自体取り扱いがないことも多いです。ビッグバドを楽天で
検索するのが吉です。
ビッグバドほどボディのデザインの種類があるルアーはないでしょう。ラトルの入ったモデルでは、サッカーボール、鈴、サイコロなどと変わったものがあります。釣るために釣りをするのではなく、ただルアーを投げるだけで楽しくなる「遊び心」があります。
おそらく100年後も愛用されているルアーの1つです。ビッグバドは、後世に語りつがれていくことでしょう。