ルアーは魚のいる水深を合わせて使うのがルアー選びで一番最初に決めることです。ルアーの通す層は、トップ、フローティング、サスペンド、ディープタイバー、シンキングがあります。魚は季節、天候、水量などの変化によって、層が変わることがありますし、ポイントの水深は色々あるため、ルアーはそれぞれ層を攻めることができる種類は欲しいところです。
■ルアーのタイプ
トップ・・・浮力が高く沈まないルアーです。トップは魚がルアーにアタックする瞬間が見れますので人気があります。トップは魅力的ですがポイントの水深や釣り場のコンディションが合わないと釣れないことも多いです。
フローティング・・・浮力があるためルアーを止めると浮き上がってきます。
サスペンド・・・ルアーを止めると浮き上がらず、沈まず水中停止するものです。
シンキング・・・ルアーを停止すると、沈むルアーです。魚のいる層を秒数を数えて合わせます。秒数で魚のいる層を合わせる方法を「カウントダウン」と呼びます。
■ルアー潜る層
シャロー・・・0~1メートルまでを通すことができます。
ミドルダイバー・・・1m~3mまでを通すことができます。
ディープダイバー・・・3m~5mまでを通すことができます。
ルアーの顔にある透明で伸びた部分をリップと呼びます。リップの長さは潜行に関係があり、リップが長ければ長いほど潜るため、深い場所にルアーを通すことができます。またリップが折れたりするとルアーのバランスが崩れ、本来のアクションを出すことができなくなってしまいます。
スプーン
金属のできたシンプルなルアーです。きらめきながらヒラヒラと泳ぎます。スプーンは誤って湖に落としたスプーンを鱒がくわえた事をヒントに考案されたといわれています。2gぐらいの小さなものから14gぐらいの大きいものなどサイズや色のバリエーションが豊富です。ニジマス釣りの定番のルアーです。
ルアーの分別・・・シンキング
スピナー
ブレードという金属板がクルクル回り、魚にアピールします。動きは小魚や水中を逃げる昆虫をイメージしています。ニジマス釣りなどの渓流でよく使われます。スピナーは、ブレードの下に毛がついたものもあります。
ルアーの分類・・・シンキング
ミノー
ミノーは一番小魚に近い形をしたルアーです。巻くと沈み、止めると浮かびあがってくるフローティングミノー、水中で停止するサスペンドミノー、深い場所で活躍する、止めると沈むシンキングミノーがあります。
ミノーはフラッシングでアピールし、魚を誘いだすルアーです。フィッシュイーターが小魚を意識したときはやはりミノーがよいです。ミノーはルアーの中でも5cm、7cm、9cm、12cmなどサイズが豊富にあります。ミノーはフィッシュイーターが普段捕食しているベイトのサイズに合わせることによって効力を発揮します。よってミノーは色々なサイズがあるのです。
不規則な動きでブラックバスなどのフィッシュイーターに捕食モードのスイッチを入れることができます。これはリアクションバイトと呼ばれます。ただ巻きで釣れたこともありますが、ナマズもライギョもヒットした瞬間は不規則な動きの時が多いです。ルアーフィッシングのコツはこのリアクションバイトにあるかもしれません。
ルアーの分類・・・フローティング、サスペンド、シンキング
バイブレーション
巻くと振動を起こします。他のルアーより重く飛距離がでるため、テンポよく魚を探すことができます。バイブレーションはほとんどシンキング(沈むタイプ)なので、カウントダウンで(沈める秒数で水深を調節する)魚のいる層に合わせます。
ルアーの分類・・・フローティング、サスペンド、シンキング
トップウォーター
トップウォーターは水面の上に浮く沈まないルアーです。トップウォーターの醍醐味はなんといっても魚がルアーにアタックする瞬間を見れることです。トップウォーターはハンドメイド(手作り)のものが人気があります。
トップウォーターは水中を通さないために根がかりしずらいので他のルアーと比べ長持ちします。トップウォーターでは水面を逃げ惑う小魚、カエル、ザリガニなど演出することができます。
水面に小魚などの餌がいるということは、小魚にとってはピンチの状態です。水面のいうエリアは、行動範囲が限られてしまうため、フィッシュイーターにとっては、捕食しやすい魅力的なエリアなのです。トップウォーターに興味をしめすが、なかなか食いつかない状況があります。
魚にとって水面まで出るのはかなり活性が高い状態です。魚にとって水面を割るという行為は恐怖でもあります。トップまで来れない魚は、少し沈むルアーに変えればヒットする場合があります。魚が考える水深10cmの差は、かなり大きいでしょう。
ペンシルベイト
鉛筆の形をした棒状のルアーです。ペンシルベイトの動きは、引き波を立てることぐらいなので、ロッドでアクションを付けることによって威力を発揮します。左右に首を振らせたりするドッグウォークなどがポピュラーです。
スウィッシャー
後ろにプロペラが付いたルアーです。ルアーを巻くと、プロペラが「シャラシャラ」と音を立て、水をかいて魚にアピールします。使いすぎるとブロペラが変形します。ペンチなどで調整すると元に戻ります。スウィッシャーは魚が逃げる動きに非常に近いです。
ダブルスウィッシャー
プロペラが前後についたルアーです。通常のスウィッシャーよりもサウンドと水かきがアップして、アピール度が増します。私はシングルよりダブルのほうをよく使います。ダブルスウィッシャーも同じく、魚が逃げる動きにそっくりです。
ノイジー
ノイジーは、名前の通り「うるさい音」を立てるルアーです。セミを捕食しているフィールド(野池や山上湖)で威力を発揮します。またセミを捕食していなくても、魚が興奮して食らいついてくることもあります。スモールマウスバスのいる福島県の桧原湖では、セミルアーは夏の定番です。
ビックバド
ビール缶の形したルアーです。水面をわずかに潜りながら、力強い引き波と後ろのブレードが「カチョンカチョン」と音を鳴らして、魚にアピールします。もともとビックバドは、ビール会社のおまけでしたが、釣れると評判になり、一般的に販売されるようになりました。釣りに先入観を持つことは良くないということを教えてくれたルアーでもあります。使うタイミングと場所を選べば、最強のルアーになります。
ポッパー
ポッパーは、ルアーの口にカップがついており、カップに水を受けて、「カッポ」と音を出してアピールするルアーです。ポッパーは魚だけではなく、虫も演出できるルアーでもあります。ポッパーは魚が逃げている動きを再現したルアーではなく、カップに水を受けたときの音は魚の捕食音に近い出すことができます。ポッパーは、捕食音で魚を興奮させて食わすルアーです。
フロッグ
フロッグは、カエルの形をしたルアーです。ブラックバスよりもライギョ釣りの定番ルアーです。トップウォーターでしかもシングルのフックなので、根がかりしずらいのが特徴です。ライギョの好むハスの葉っぱが生えているポイントで使います。根がかりが少ないですが、その反面フックがかかりずらいとう短所もあります。
ジッターバグ
カップが水を受けて「ポコポコ」というサウンドをたててアピール度は非常に高いです。巻くという操作だけで十分魅力的なアクションを出すことができるため、ブラックバス以外はナマズ釣りで使われます。ジッターバグはナマズ釣りの定番ルアーです。
ルアーの分類・・・トップ
クランクベイト
クランクベイトは様々なレンジを探ることのできるルアーです。クランクベイトの素材は、プラスチックやウッドやバルサなどがあります。細長い形状のミノーの対してクランクベイトは、短く丸い形をしています。リップもミノーと比べ大きく、リップが長ければ長いほど深く潜ります。
クランクベイトは波動でアピールするルアーです。雨なのでポイントに、にごりが入った場合や水の透明度が低い状況で有効です。魚にとって認知性が悪い状況では、魚の側線にうったえかけるような波動で誘うルアーのほうがよいでしょう。
障害物に当たったときなど『不規則な動き』になったときにヒットする場合が多いです。
最近では全く潜らない(潜っても5cmぐらい)のクランクベイトなどがあります。全く潜らないクランクベイトは、トップウォーター的な感じです。水中の振動が強くアピール度の高いジョイント式(連結してあり、後部がカクカク動くもの)があります。
ルアーの分類・・・シャロー、ミドルダイバー、ディープダイバー
スピナーベイト
スピナーベイトはブラックバスを釣るために開発されたルアーです。バス釣りをする人のタックルボックスには1つは入ってある定番ルアーです。スピナーベイトのブレードとヘッドで、魚の群れをイメージしています。『こんなもので魚が釣れるのか?』と思う形をしていますが、スピナーベイトで釣りあげたときは価値観が変わると思います。
スピナーベイトは、広範囲をスピーディーに探るためのパイロットルアーです。アメリカのバスフィッシングのポイントは広大なフィールドが多く、アメリカではほとんどスピナーベイトしか使わないプロもいるくらいです。
ブラックバスの他に、ナマズ釣りなどで使う方も多いです。またシーバスも釣ったという事例もあります。ショートバイトが多いときなど、魚の食い込みが悪い場合はスピナーべイトのフックにアシストフックをつける方法もあります。
ルアーの分類・・・シンキング
ラバージグ
ラバージグは、錘と針の本体に、ラバースカートといわれる細いゴムひもの束を着けたルアーです。針にワームやポーク(豚の脂身を加工したもの)などをつけて使うことが多いです。根がかりしずらいルアーです。ラバージグにつけるトレラー(針につけるもの)によってサリガニやヨシノボリなどの様々な生き物を演出できます。
なんともいえないラバースカートの動きはブラックバスに効果があるようです。ラバージグのサイズ小さなものをスモールラバージグといいます。
ラバージグはデカいブラックバスが釣れる傾向があります。沼型の湖ではザリガニ、エビ類をメインベイトにしています。また30cm以上のブラックバスはザリガニがエサとしての重要度が高いという調査報告もあります。デカいブラックバスはザリガニが好きです。スカートのゆらめきがブラックバスとっては魅力的なようです。
近年ラバージグでもスモールラバージグが主流となってきているようです。1点をシェイクしたり、底をはわせてみたり、スイミングさせて使います。
私場合スモールラバージグはノーシンカーでも反応しないバスに使っています。切り札的ルアーです。どうしても釣りたいときは最初から使ってしまいます。(切り札になってません...。)
ルアーの分類・・・シンキング
ビッグベイト
バスフィッシングで大物をしとめるために使われます。長さや重量ともかなり大きいルアーになるため、普通のタックルではなく専用のタックルが必要となります。大きいため、集魚力はスバ抜けて高いです。
どのくらいの大きさからビッグベイトになるかという明確な定義はありませんが、一般的にビッグベイトといいますと、ジョイント式のリアルな魚を模したルアーを指します。材質は浮力の高い木製のものと、素材の軟らかいプラスチック製のものがあります。
ビッグベイトは大きいブラックバスが釣れます。場所によりますが、30cm以上のブラックバスはウグイなどの大型の魚を捕食しています。大きいブラックバスほど捕食の効率を考え、一回でお腹いっぱいになるエサを求めています。
ビッグベイトを投げるには、ビッグベイト専用ロッドが必要です。ライン最低でも20lbで、30lbを使っている人が多いです。リールは太いラインが十分巻けるものが必要です。
ルアーの分類・・・トップ、フローティング、シンキング
スイムベイト
魚をそのままモチーフにしたようなルアーです。素材はプラスチックや木製ではなくワームのような柔らかいものでできています。ワームより長く太いです。比較的大きいバスを狙うとき使います。 重さがあるので、キャストはかなり飛ばすことができます。比較的多きフィールドで使うと良いでしょう。
ルアーの分類・・・シンキング
ワーム
合成樹脂やラバー軟らかい素材でできています。ミミズ、小魚、ザリガニなど様々な形があります。魚がハードルアーに比べ違和感を感じにくいため、ルアーに慣れてしまっている魚には良いとされています。ワームは、ストレートワーム、グラブの2つをおさえておけば十分です。
ルアーの分類・・・仕掛けによって全ての層を攻めることができます。
メタルジグ
水深の深い場所を狙うときに使うルアーです。ブラックバスの冬の定番ルアーの理由は、冬は深場のほうが水温が高いため、ブラックバスは深いところにいるためです。ブラックバス以外でも、シーバス釣りやロックフィッシュ釣りに使われます。沈むスピードも非常に速く、竿を上下に動かしてアクションをつけます。
メタルバイブ
金属性のバイブレーションです。薄い鉄板で作れてるいるため「鉄板ルアー」とも呼ばれます。主に冬に使われ、重さがあるので遠投もできます。根がかりを恐れず、ボトムをスレスレで巻いてくるとヒットします。スプーンやスピナーを含め金属系のルアーは、なぜか鯉科の魚に反応します。
ルアーの分類・・・シンキング
エギ
日本古来のルアーでイカ釣りに使われます。木材やプラスチックで出来ており、エビに似せた形や模様になっています。
ルアーの分類・・・シンキング